レタントンローヤル館

主にサスペンス映画のお話

2022-01-01から1年間の記事一覧

「純愛不倫」ブノワ・マジメル、ステイシー・マーティン、ピエール・ニエの恋愛トラブル映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「純愛不倫」(2020)です。 映画は、父が軍人のリサ(ステイシー・マーティン)は、シモン(ピエール・ニエ)と言う恋人がいる。彼は時々ヤクの運び屋をやっているが、リサを情熱…

「遊星からの物体X ファーストコンタクト」ジョン・カーペンター監督のあの映画の前日談という映画ですが…

レタントンローヤル館にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「遊星からの物体X ファーストコンタクト」(2011)です。 始まりはリドリー・スコット監督の傑作SFホラー「エイリアン」(1979)だと思います。その後色々なコピー映画が続き、ジョン・…

「ヴィドック」19世紀フランス、探偵ヴィドックによる落雷殺人事件の映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ヴィドック」(2001)です。 この映画は、世界初の探偵と言われる19世紀初頭に暗躍したこのフランソワ・ヴィドックと言う男が、警視総監に依頼されて落雷殺人事件を解決する…

「セイント」フィリップ・ノイス監督によるあのTVシリーズ「セイント 天国野郎」の映画化ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「セイント」(1997)です。 映画は、得意の変装とハイテクを駆使してサイモン(ヴァル・キルマー)は、モスクワに潜入しロシアの石油王イワン・トレティアックの金庫からマイク…

「2010年」モノリスは世界を救うという作品、私は好きな映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「2010年」(1984)です。 映画は、ディスカバリー計画が失敗に終わりフロイド博士(ロイ・シャイダー)は左遷されて、大学教授で電波望遠鏡のメンテを行っているところにあるロ…

「2001年宇宙の旅」S・キューブリック監督の70mmシネラマSF映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「2001年宇宙の旅」(1968)です。 当時1968年は、SF映画の年とか言われていました。同時期に「猿の惑星」「バーバレラ」「まごころを君に」等が公開されています。SF映画は、…

「エンダーのゲーム」少年提督エンダーの対エイリアン艦隊決戦を描いた映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「エンダーのゲーム」(2013)です。 日本ではチョコチョコと公開されて、ご覧になった方が少ないのではと思いますが意外な拾い物と言って良いSF映画です。1985年ヒューゴー賞…

番外編 ノーベル文学賞って有難いものでしょうか…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日は、映画にとってノーベル文学賞ってと言うことを少し書き連ねたく。 今年のノーベル文学賞受賞者はアニー・エルノーさんで、フーンと聞いていましたが何か引っかかるので調べてみたら、彼女…

「インセプション」夢の中の夢の中の夢で敵にインセプトすることとは…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「インセプション」(2010)です。 映画は、日本人実業家斎藤(渡辺謙)は相手の潜在意識の中にある情報を盗み取ると言うコブ(レオナルド・ディカプリオ)と言う男と知り合う。と…

「まごころを君に」再びラルフ・ネルソン監督の作品ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「まごころを君に」(1968)です。 再びラルフ・ネルソン監督の映画です。ラルフ・ネルソン監督はあの「野のユリ」(1963)で有名になった監督で、「砦の29人」の様な少し変わっ…

「砦の29人」映画よりもニール・ヘフティのノリの良い音楽が好きなので…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「砦の29人」(1966)です。 映画は、騎兵隊スカウトのレムスバーグ(ジェームズ・ガーナー)は、荒野でアパッチに追跡されていた女エレン(ビビ・アンデショーン)を助ける。二人…

「マックス・ペイン」マーク・ウォールバーグ主演のアクションゲームの映画化ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「マックス・ペイン」(2008)です。 映画は妻子を惨殺された刑事の薬物がらみの復讐物です。物語としてはありふれたものです。この作品もその域を脱していません。あの「黒衣…

「狙撃」この映画が加山雄三ハードボイルド映画第一弾ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「狙撃」(1968)です。 映画は、プロの殺し屋松下(加山雄三)は、メカニック深沢(岸田森)と組んで今日も又新幹線の乗客を狙撃した。仕事がオフの時は、シューティングレンジで…

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」金融リテラシーを磨くのならこの映画でしょう、明るくえげつなく金儲け…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013)です。 名匠マーティン・スコセッシの力作と言っていいでしょう。こういう映画を見ると色々な意味で覚醒させられます。いや、勉…

「1950 鋼の第七中隊」長津湖の戦いを描いたプロパガンダ戦争映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「1950 鋼の第七中隊」(2021)です。これは中国共産党建国100周年三部作の第二作目です。第一作「中国医師」第三作「無名」は日本で公開されるかどうか分かりません。 映画は…

「弾痕」狙いが定まらないサスペンススリラー映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「弾痕」(1969)です。 映画は、1970年ベトナム反戦、反安保で揺れる日本。CIAの外部組織に所属する滝村(加山雄三)は、非合法活動に精を出している。暗殺を企てる過激ゲリラ…

「地球の静止する日」ロバート・ワイズ監督同名の古典SF映画のリブートですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「地球の静止する日」(2008)です。 映画は、地球外生物学者ヘレン博士(ジェニファー・コネリー)のもとに政府のエージェントが現れ、ヘレンはある軍施設に招聘される。そこに…

「渇きと偽り」エリック・バナがなかなか渋いサスペンススリラー…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「渇きと偽り」(2020)です。 オーストラリアの新鋭監督ロバート・コリノーによるサスペンススリラーです。主演は「ブラックホーク・ダウン」「ハルク」「きみがぼくを見つけ…

「ダーク・ブルー」ナチスに併合されたチェコを脱出したパイロットが義勇兵としてRAFで活躍する映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ダーク・ブルー」(2001)です。珍しいチェコ映画です。 この映画はスタジオジブリ初の海外提供作品です。理由は、スピットファイアー戦闘機Mk.Ⅰ,MkⅤが登場するからでしょう…

「フランス軍中尉の女」カレル・ライス監督入魂の力作でしょうか…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「フランス軍中尉の女」(1981)です。 映画は、1980年英国ドーセット州ライム・レジスで米女優アンナ(メリル・ストリーブ)と英男優マイク(ジェレミー・アイロンズ)が新作映画…

「トロン レガシー」前作「トロン」の28年ぶりの続編ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「トロン レガシー」(2010)です。 1982年に製作された「トロン」は世界で初めてGCを導入した映画でした。そんなに驚きはしませんでしたが、そういう時代になったんだと当時…

「ファイブ・イージー・ピーセス」ジャック・ニコルソン主演の隠れたニューシネマ映画の佳作ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ファイブ・イージー・ピーセス」(1970)です。 日本ではあまり有名ではありませんが、ボブ・ラフェルソン監督今年7月23日に亡くなっていました。不覚にも亡くなっていたこ…

「グランド・マスター」カンフーは横か、縦か(相手は必ず倒せ)という映画…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「グランド・マスター」(2013)です。 映画は、1930年代中国南部佛山の武術家葉問(イップ・マン:トニー・レオン)の生涯を描いた作品で、彼が40歳頃東北地区の重鎮ゴン・パオ…

「赤い航路」この作品はポランスキー監督得意のSMチックな愛憎映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「赤い航路」(1992)です。 映画は、ナイジェル(ヒュー・グラント)とフィオナ(クリスティン・スコット・トーマス)は結婚7周年と言うことで地中海クルーズに。そこで出会った…

番外編 年末年始に公開される作品について

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日は秋口から年始に公開される作品、特に古い作品についてご紹介したいと思います。 色々な作品が公開されますが、結構古い作品が多いので驚きます。これもコロナ禍の影響でしょうか? 2020,21…

「アメリカの夜」映画作りってある意味こんな風なんですね…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「アメリカの夜」(1973)です。 「パメラを紹介します」という映画、息子が連れてきた恋人と息子の父が深い仲になる映画の様で、あのルイ・マル監督「ダメージ」のような映画…

「テナント/恐怖を借りた男」おっと、この作品はいけませんね…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「テナント/恐怖を借りた男」(1976)です。 映画は、ポーランド系フランス人トレルコフスキー(ロマン・ポランスキー)が部屋を借りにある古風なマンションの一室を訪れるとこ…

「プレステージ」ノーラン監督作としては評価の別れる作品でしょう…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「プレステージ」(2006)です。 監督はあのクリストファー・ノーラン、面白い題材の映画です。こういうタイプの映画、奇術師が主人公の映画は初めてなのでは。 映画は、19世…

「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」シャーロッキアンがほくそ笑む映画ですが…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」(1976)です。 シャーロッキアンとはシャーロック・ホームズの熱狂的なファンのことで、例えば、小説家島田荘司さんはシャーロッキア…

「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」あの武闘派ホームズ映画第二弾…

レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」(2011)です。あの武闘派ホームズ映画第二弾です。 ようやく戻ってこれました。伝記映画よりこちらのサスペンス映画の方が、当ブ…